昨日、2018年4月12日開催の第二次草壁塾四月に参加しました。
内容は下記になります。

第五十 回 万葉集の成立について
第五十一回 柿本人麻呂、大伴家持、額田王、防人の歌、山上憶良
第五十二回 間人連老の長歌+反歌、辛崎の松

概要としては759年頃に成立した万葉集の編纂の中心人物の柿本人麻呂については、秘府で貴重な資料を扱った折り、持統天皇や草壁皇子と交流があり、人麻呂歌集では天皇制を強調し、天皇、皇族を徹底して神格化した厳粛で雄大な歌を例のない枕詞の趣向で創造し、地方回りでは読み書きなども教えていたとされていたこと、万葉集の一巻~二十巻の中の代表作について鑑賞する中で柿本人麻呂とともに編纂にも関わった大伴家持、天武天皇の妃であったにも関わらず、兄の天智天皇との三角関係が想定される額田王について、九州沿岸の守りについていた防人の歌や長歌+反歌の創始者と言われていた間人連老や山上憶良についても草壁焔太主宰からの詳細な解説がありました。また、琵琶湖の辛崎の松についての解説もありました。

※「五行歌の会」公式ホームページ

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