昨日、2017年9月14日開催の第二次草壁塾九月に参加しました。
内容は下記になります。

第二十五回 啄木の疑問に答えているのが五行歌
第二十六回 北原白秋の行分け歌
第二十七回 その後の自由律口語短歌と五行歌
第二十八回 自由律俳句 山頭、放哉
自由律俳句に後継者が出ない理由

概要としては明治二十年代頃、西出朝風、青山霞村、鳴海要吉、西村陽吉、宮崎信義らにより言文一致運動による口語短歌が試みられたが、歌壇を動かし得なかったという歴史を辿ったこと、前田夕暮、石原純、矢代東村、北原白秋、釈超空により詩に音楽的要素が加わり、リズムが生じたことで、行分けの書式が見いだされるようになったこと、口語歌において思いを絞ることでの味わいの効果についてなど、草壁焔太主宰による詳細な解説があり、古代歌謡に基づく形式の五行歌が自由詩として明確に意義づけられることの認識をより深められました。

ところで、草壁主宰は詩人、谷川俊太郎氏のお父さんにあたる哲学者、谷川徹三のことをよくご存知で面識もあるとのことでした。

「五行歌の会」公式ホームページ 

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